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【ネットウィン】今後どこまで上がる?評判の投信「netWIN GSテクノロジー株式ファンド」を2024年以降の見通し含めて評価!

【ネットウィン】今後どこまで上がる?評判の投信「netWIN GSテクノロジー株式ファンド」を2024年以降の見通し含めて評価!

今回、注目すべき投資信託シリーズの一つとして、「ゴールドマンサックス」。

この名門証券会社により運用されている「ネットウィン(netWIN GSテクノロジー株式ファンド)」に焦点を当てて考察いたします。

当該ファンドは、米国テクノロジーセクターの銘柄を主要な投資対象として選定しております。

本稿においては、ネットウィンに関する以下の要点に沿って詳細に解説を行いたく存じます。

 

  • ネットウィンの基本的枠組み
  • 過去の運用実績の概要
  • 2024年以降における市場見通し

 

一般論として、テクノロジーセクター特有のファンドは、特定の金融緩和策が施行された際の市場反応を捉えることができることがあるものの、それはあくまで一時的なものであり、投資信託の特性上、頻繁な取引が求められる場合があります。

その結果、手間やリスクが増大する可能性が考えられます。

長期的な資産運用を志向するのであれば、安定した運用実績を持ちつつ、下落相場においても堅調なパフォーマンスを示すファンドの選択が望ましいと評価されます。

 

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ネットウィン(netWIN GSテクノロジー株式ファンド)の概要

ファンド概要

それではファンドの概要を見ていきましょう。

ゴールドマンサックス証券の関連会社である、「ゴールドマンサックスアセットマネジメント株式会社」が運用を担当するファンドです。

ゴールドマンサックスと言えば投資銀行ですが、当然運用に特化した部署(会社)も存在します。

世界中の一流の頭脳が頭を悩ませ、相場に取り組んでいます。

ネットウィンの概要は以下です。

 

概要

  • ファンドの目的:テクノロジーの発展により恩恵を受ける米国企業の株式を主要な投資対象とし、信託財産の 長期的な成長をめざして運用を行います。
  • ファンドの特色①:主にテクノロジーの発展により恩恵を受ける米国企業の株式に投資 します。
  • ファンドの特色②:「よりよい投資収益は、長期にわたって成長性の高い事業へ投資する ことにより獲得される」との投資哲学のもと、個別銘柄の分析を重視 したボトムアップ手法により銘柄選択を行います。
  • ファンドの特色③:Aコース(為替ヘッジあり)、Bコース(為替ヘッジなし)の選択が可能 です。

 

 

テクノロジーに特化した運用を実行することがわかります。

米国株式市場と言えば、1990年代後半からテクノロジー企業が相場を牽引してきました。結果的にナスダックに投資していた人は億万長者になりましたよね。

ネットウィンもナスダック銘柄がポートフォリオの主役になりそうです。

あとで具体的に見ていきましょう。

 

ファンドの特徴

ファンドの仕組みはファミリーファンド方式となっています。一般的なファンド形態です。

ネットウィンのスキーム

ファンドの特色は以下です。

 

本ファンドでは、主に米国を中心とした「テクノロジー・トールキーパー」企業など、テクノロジーを活用する ことで、コスト構造、収益性、競争優位性の改善や維持が期待できる企業や、ビジネス・モデルの継続性が 期待できる企業の株式に投資します。

 

「テクノロジー・トールキーパー」企業が以下の通り例示されています。

 

テクノロジートールキーパーとは?

 

ウォーレンバフェットが投資をする「インフレなど起きても即座に価格転嫁ができる、強いブランディング力を持った競争力のある企業」と同じですね。

 

ポートフォリオ(銘柄構成)

テクノロジー・トールキーパーな企業とはどのようなものなのか、保有銘柄を見ればすぐわかりますね。

以下は2024年1月末のポートフォリオです。パッと見、ナスダックかな?と思いました。

 

順位 銘柄 業種/セクター 組入比率
1 マイクロソフト 情報技術 9.40%
2 アルファベット コミュニケーション・サービス 8.80%
3 アマゾン・ドット・コム 一般消費財・サービス 7.40%
4 エヌビディア 情報技術 5.60%
5 マーベル・テクノロジー 金融 3.70%
6 アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD) 情報技術 3.50%
7 セールスフォース 情報技術 3.40%
8 エクイニクス 不動産 3.10%
9 ワークデイ 情報技術 2.80%
10 アップル 情報技術 2.80%

 

利下げの環境下において、米国のファンドマネジャーは、所定のインデックスのパフォーマンスを下回る結果をもたらした場合、そのポジション(役職)を失うリスクが高まります。

従って、インデックス構成銘柄へのアロケーションの強化が、一般的な戦略として採られることが多いです。

ナスダックの上位銘柄がアマゾンやマイクロソフト、アルファベットですので、やはりネットウィンはナスダック連動投信と言えるような内容です。

 

2023〜2024年の株式相場は2022年よりAIブームで反発していますが、ネットウィン(ナスダック)は大型テックに寄せているので、AIブームがどこまで続くかの勝負ですね。

大型テック以外は上昇しない稀有な相場付きがずっと続いており非常に緊張感のある相場です。

S&P7とSP493の上昇比較

S&P7とSP493の上昇比較

 

大型テック以外は既に業績が不況入りしている状況で、どこで大型テック、つまり大将が討ち取られるかですが、いずれにせよリスクを取るタイミングではないと言えるでしょう。

M7のみEPS成長

M7のみEPS成長

 

そして、将来性のないインデックスに連動するネットウィンに、わざわざ高い手数料を払って投資をする必要がないことの裏返しになります。

 

ネットウィンの手数料

ネットウィンの手数料は以下です。初年度は5.4%程度かかります。投信にしては高いですね。それなりのパフォーマンスを期待したいところです。

  • 購入手数料:購入申込日の翌営業日の基準価額に、3.3%(税抜3%)を上限
  • 信託手数料:年率2.09%(税抜1.9%)

やはりナスダックに投資をすれば良いのでは?という感じですね。

 

基準価額チャートから過去の実績を確認(Aコース/Bコース)

では具体的な成績を見ていきましょう。正直為替ヘッジなしでナスダック連動なら、プラスでなくてはどう考えてもおかしいです。というか為替の影響の方が明らかに大きいです。

 

ネットウィンのBコース(為替ヘッジなし)の基準価額の推移

ネットウィンのBコース(為替ヘッジなし)の基準価額の推移

 

上記は為替ヘッジなしで、昨今の円安を全て織り込み上昇していきました。

コロナショック後に、各国ばら撒き政策を行い、インフレが発生し金融引き締めを行う中、日本のみがインフレ下でも金融緩和を続行しているという状況が続きました。

結果として日米金利差が拡大して円安がひどく進みました。これに関しては、明らかにファンドの実力ではないので参考になりません。

ドル円は日米金利差に連動

 

為替ヘッジありのAコースで、ファンドの銘柄ピッキングの実力がわかります。見てみましょう。

 

ネットウィンAコース(為替ヘッジ)ありの成績

ネットウィンAコース(為替ヘッジ)ありの成績

 

 

分配金再投資の基準価額は25,000円ほどです。99年から運用しており、24年間運用して2.5倍ですから、年率では3.9%程度ですね。

2016年くらいにようやくプラスに転じたファンドであり、最初の17年間はマイナスだったことがわかります。

米国株は常に毎年プラスリターンではない、という教訓のようなファンドですね。そして、今後またそんな時代が来るのかもしれないのです。

ITバブル崩壊後はインデックスファンドは回復に15年ほどかかるということです。

 

そして、ネットウィンですが、やはり為替の追い風がなければ全く運用成績は振るわないという結果になっています。

米国民がドル建てで投資していたら、悲惨な結果ということです。

 

日本人投資家であっても、ドル建てでしっかりリターンを出す投資先を選ばなければ、円高局面で大損失が出てしまいます。

以下の為替ヘッジなしのリーマンショックがあった2008年頃を見て欲しいのですが、8000円から4000円ほどまで実に50%も損失が出ていることがわかります。

資産運用では大きな損失は最も避けなければなりません。

というかITバブル崩壊の時は15000円から5000円を割っていますね・・・。マイナス70%です。

1億円をネットウィンに入れていたら3000万円になってしまうのですね。怖すぎますね。

 

ネットウィンに関しては為替がなければリターンも低く、また下落耐性も弱いということで、全く投資妙味がないと言えます。

他にいくらでも選択肢はあります。

 

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ネットウィンの掲示板での評判・評価

巷ではどのような評判なのでしょうか?

Yahoo!ファイナンス からの引用です。

 

ここは上がらないな

NASDAQの下落が止まらんな
我慢、我慢😖

この上げ下げ、ジェットコースターだな

大和証券を信じた私がバカだった

もう死にたくなったきた

 

証券会社への不満はどこの投資信託も同様ですね。

 

今後は上がる?ネットウィンの見通し!

上記まででネットウィンの実力はわかったと思いますが、投資妙味は残念ながらありません。

また、インデックス(ナスダック)に連動するアクティブ投信であり、手数料が高く、そして2024年に向けて投資妙味があるというと、非常に危険を孕んでいると思います。

 

上記でお伝えしてきましたが、2023年の相場はAIブームで相場が上昇しました。

しかし、その内訳は大型テックに資金が集まったのみで、依然として中小型株は低空飛行を続けています。

S&P7とSP493の上昇比較

 

既に大型テック7社以外は利益が出ていない、非常に深刻な状況です。

M7のみEPS成長

 

これは当然で、FRBが金融引き締めをグイグイと行っているからに他なりません。

高金利で大型テックに資金が集中したのみの脆弱な相場、そして止まらないインフレ率・・・。

非常に危険な相場環境であり、これからナスダックに連動するアクティブ投信を購入することはやはりおすすめできません。

他に良い投資先はいくらでもあると思います。

 

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大きな資産を構築するためには複利の力を利用しながら長期投資を実現する必要があります。

投資家が長期投資を実践するためには暴落に巻き込まれないというのが必要不可欠な条件となってきます。

リーマンショックのように一気に資産が半減以下になってしまうと冷静さを失い狼狽してしまい投資から足を洗ってしまう可能性が高いからです。

 

行動経済学のプロスペクティブ理論でも示されている通り、人間はたとえ非合理的であったとしても損失回避的な行動を行うことが示されています。

特に貯金こそが正義であるという思考に長期間慣れ親しんでしまった日本人には顕著な傾向なのではないでしょうか?

暴落に巻き込まれ投資を辞めてしまうと、そのあと得られていたはずの利益を失うことになり膨大な機会損失が発生してしまうのです。

 

そのため損失を回避または抑制することが長期運用を行う上で最も重要なポイントとなります。

株式市場の下落局面を回避しながら安定して10%程度のリターンを積み上げ複利で回せると大きな資産を構築することが可能となります。

年利20%ときくと地味に聞こえますが10年で資産を6倍に資産を増大させることができます。

 

上記を実現する投資先として投資先(ファンド)を選ぶポイントは非常にシンプルであり、以下の点を重視すれば大きくはずすことはありません。

 

  1. 相場環境に左右されない安定した運用実績を挙げているか?
  2. 一流のファンドマネージャーが確固たる戦略に基づいて運用しているか?
  3. 運用実績がある程度ながく運用資産額も着実に増加しているか?

 

上記の点に基づいて30代で1億円以上の資産を構築した証券アナリストでもある筆者の視点で様々なファンドを分析した結果を以下の記事でまとめています。参考にしていただければと思います。

 

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