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【世界のベスト】買付ランキング上位で評判のインベスコ世界厳選株式オープンを掲示板での口コミや今後の見通し含め徹底評価!

【世界のベスト】買付ランキング上位で評判のインベスコ世界厳選株式オープンを掲示板での口コミや今後の見通し含め徹底評価!

世界のベストは全世界の株式を対象とした投資信託の買い付けランキングで第2位となっています。

ちなみに第4位は筆者が以前分析しているキャピタル世界株式ファンドとなっています。

 

世界のベストは買い付けランキングで上位

 

実際、81ヶ月連続資金流入が続いており現在では9000億円を超える規模まで成長しています。

 

世界のベストの資金流入

世界のベストの資金流入

 

 

本日は世界のベストについて以下の点を詳しく分析していきたいと思います。

 

本日お伝えする内容

  • 世界のベストはどのような投資信託なのか?
  • 運用実績はどうなっているのか?
  • 口コミはどうなっているのか?
  • 今後の見通しはどうなっているのか?

 

世界のベスト(=インベスコ世界厳選株式オープン)はどのような投資信託なのか?

では世界のベストがどのような投資信託なのか紐解いていきたいと思います。

運用を担当するインベスコとは?

世界のベストの正式名称はインベスコ世界厳選株式オープンです。名前からわかる通りインベスコ社が運用を行なっています。

インベスコ社は北米を拠点とする運用会社で運用資産総額は1.4兆ドル(=約200兆円)という規模になっています。

また運用資産別構成比では株式が45%を占めるものの、債券、MMF、オルタナティブと全体的にバランスよくファンドを組成しています。

インベスコ社の運用資産額

インベスコ社の運用資産額

 

インベスコ社の略歴は以下となります。

1935年 インベスコの前身企業H.ロテリー社が設立
1978年 米国アトランタに本拠を置くインベスコ設立
1990年 債券運用会社プリムコ・キャピタルを買収
2006年 米国のETF運用会社パワーシェアーズ・キャピタル
2018年 グッゲンハイム社のETF事業の取得完了
2023年 アンドリュー・シュロスバーグが社長兼CEOに就任

 

新興国を除く世界の厳選銘柄に投資!3つの基準とは?

世界のベストは日本を含む世界各刻の株式から「成長」と「配当」と「割安さ」を加味した上でベストと考えられる銘柄に投資を行います。

世界のベストの銘柄選定基準

世界のベストの銘柄選定基準

 

このような条件を満たす銘柄を以下の3ステップで選定しています。

第1段階
投資アイディアの発掘
企業とのミーディング、グループ内での情報交換、外部アナリストとの情報交換を通じて銘柄を発掘
第2段階
ファンダメンタルズ分析
CF創出力、経営者の実力、事業の評価、割安度の測定などを行い銘柄を絞っていきます
第3段階
ポートフォリオ構築
現在の組み入れ銘柄の評価、新規リサーチアイディアを元に組み入れ銘柄を選定

 

世界のベストの6つのパターン!為替ヘッジはつけるべき?

世界のベストには6つのパターンが存在しています。

決算は少ない方が配当金拠出額が少なくなるので基本的には年一回決算型の方が長期的な資産形成には適しています。

ただ、後述の口コミの欄でお伝えしていますが高い分配が支払われる毎月決算型の人気が高くなっています。

 

為替ヘッジあり 毎月決算型
年1回決算型
奇数月決算型
為替ヘッジなし 毎月決算型
年1回決算型
奇数月決算型

 

では為替ヘッジはつけたほうがよいのでしょうか?

「為替ヘッジなし」の場合はドル円が上昇すれば基準価額が上昇しますし、ドル円が下落すれば基準価額が下落します。

一方、「為替ヘッジあり」の場合は為替レートの変動の影響はうけませんが常に金利差によるヘッジコストが発生し続けます。

 

現在では日米金利差は4%以上ありますので、累積すると相当なコストになります。

これは非常に難しい話題ですね。筆者の考えとしては短期的には為替ヘッジをつけるべきで、長期的には為替ヘッジをつけないほうがよいと考えています。

 

まず、短期的な話をしたいと思います。2022年以降、ドル円は日米金利差に連動して上下しています。

下図の赤色がドル円で、緑色が日米金利差となっています。

ドル円は日米金利差に連動

 

今後、半年というスパンでみると米国はインフレと金利上昇にさいなまされて景気後退に陥る可能性があります。

 

逆イールド解消後に景気後退が見込まれる

逆イールド解消後に景気後退が見込まれる

 

景気後退に陥ると米金利は低下します。さらに日銀が金融政策を転向してマイナス金利を解除することが現実的になっており日米金利差の縮小が見込まれています。

 

つまり、米金利が低下し日本側の金利が上昇して日米金利差が縮小する可能性が直近たかまっているのです。

そのため、半年というスパンでみると為替ヘッジを行なった方がよいということになります。

 

一方、長期的にみるとインフレ2波が来る可能性を排除できません。また長期的に為替ヘッジをつけると金利コストの増加によりリターンが低下します。

現在と同じインフレが発生した1970年代は3回にわたってインフレが発生して、国民生活を脅かせました。

 

一度発生したインフレはしつこく粘着します。今回もインフレが何度もおしよせると金利が高くなりつづけ、ドル円は200円に向かっていくことも想定されます。

以下の図をご覧いただければわかる通り、現在の米国金利は長期的にみるとまだ立ち上がったばかりという水準なのです。

 

米10年債金利の推移

米10年債金利の推移

 

つまり半年から1年の短期でみると「為替ヘッジあり」がよいかもしれませんが、長期的な投資を行う場合は「為替ヘッジなし」の方が合理的になります。

 

世界のベストの構成上銘柄

世界のベストの構成上位銘柄は以下となります。

世界のベストの構成上位銘柄

世界のベストの構成上位銘柄

 

マイクロソフト以外はあまり聞いたことない銘柄が多いですね。3位のユニオンパシフィックは米国版JRです。

ハイテク銘柄からオールドエコノミーまでバランスよく組み入れていますね。

過去からの構成上位銘柄の変遷は以下となります。

 

2024年2月末 2023年12月末 2023年9月末
1 3iグループ 3iグループ 3iグループ
2 マイクロソフト マイクロソフト ベラリア
3 ユニオンパシフィック ユニオンパシフィック ブロードコム
4 ユナイテッドヘルスグループ ブロードコム マイクロソフト
5 ブロードコム テキサス・インスツルメンツ アメリカンタワー
6 テキサス・インスツルメンツ アゼリスグループ ユナイテッドヘルスグループ
7 アメリカンタワー アメリカンタワー レキットベンキーザー
8 アゼリスグループ ユナイテッドヘルスグループ ユニオンパシフィック
9 プログレッシブ ベラリア AIAグループ
10 トラクター・サプライ AIA ロイヤル・ユニブリュー

 

構成業種の比率は以下となります。

金融 20.9%
資本財・サービス 17.2%
情報技術 12.8%
生活必需品 12.5%
ヘルスケア 8.1%
素材 6.4%
不動産 5.5%
コミュニケーション 5.1%
一般消費財サービス 4.8%
エネルギー 3.0%

 

ハイテク系というよりは重厚長大な金融や資本財・サービスに重点を置いていることが読み取れます。

 

手数料(購入手数料・信託手数料)

手数料は以下の通りとなります。

購入手数料:税込3.30%
信託手数料:年率1.903%

 

世界のベストの運用実績と利回り(「為替ヘッジあり」と「為替ヘッジなし」)

世界のベストの運用実績について見ていきたいと思います。以下は「為替ヘッジあり」と「為替ヘッジなし」の運用チャートです。

ご覧いただければわかるとおりベンチマークであるMSCIワールドインデックスと連動したリターンとなっています。むしろ局面によっては大きく劣後しています。

 

「為替ヘッジあり」と「為替ヘッジなし」の世界のベストの基準価額の推移

「為替ヘッジあり」と「為替ヘッジなし」の世界のベストの基準価額の推移

 

数値としてみると以下となります。

<為替ヘッジなし>

1-3月期 4-6月期 7-9月期 10-12月期 1-12月期
2023年 9.21% 13.04% 0.94% 8.61% 35.35%
2022年 -0.28% -0.53% -5.52% 9.76% 2.87%
2021年 13.72% 4.99% 1.19% 10.80% 33.86%
2020年 -29.76% 14.55% -1.10% 16.74% -7.10%
2019年 12.18% -0.78% -0.87% 11.80% 23.36%

 

<為替ヘッジあり>

1-3月期 4-6月期 7-9月期 10-12月期 1-12月期
2023年 6.43% 3.18% -2.03% 10.57% 18.95%
2022年 -5.23% -9.04% -9.44% 14.51% -10.60%
2021年 7.71% 4.91% 0.98% 8.05% 23.28%
2020年 -28.57% 14.40% -1.18% 16.82% -5.67%
2019年 11.55% 2.06% 1.41% 8.81% 25.62%

 

為替ヘッジなしのバージョンは2022年から円安が大幅に進んだことによって、為替ヘッジなしは2022年の株式下落局面を耐えているかのように見えますね。

実際は通貨価値が下落しているだけなのですが。

 

世界のベストの掲示板での口コミや評判!高い分配金利回りには要注意?

世界のベストのYahoo掲示板での口コミや評判についてみていきたいと思います。

 

掲示板の口コミ(為替ヘッジなし)

7月に購入して 8月 9月 とも 特別分配金
なので 平均取得価格が 50円くらい下がってました
嬉しいような悲しいような

 

掲示板の口コミ(為替ヘッジなし)

自営業 やめて 年金生活者です
毎月の配当で 生活費と預金が できてます、 皆さん難しい 意見が 多くて 頭の体操です
配当が 欲しいから ベスコを 購入したんですよね  争いは やめませんか
71才の ばあさんです

 

かなり配当金に期待している投資家の方が多い印象がありました。毎月分配型に投資しているのでしょう。実際、年一回決算型のコメントは非常に閑散としておりました。

 

現在、世界のベストの毎月分配型の基準価額は運用開始から横ばいです。つまり、投資家としては元本が減らずに毎月分配金をもらえているので満足しているということですね。

毎月150円の分配金なので年間1800円となり分配利回りは18%となっていますからね。年金生活者からすると嬉しいのでしょう。

 

為替ヘッジなしの世界のベストの毎月決算型のチャート

毎月決算型のチャート

 

ただ、これは今までの金融環境を前提としています。この10年間調子よく言ったからといって今後が保証されているわけではありません。

というか、明確に風向きが変わってきています。

 

また、為替ヘッジありバージョンの掲示板では為替ヘッジをつけてしまったことの後悔の声が聞こえました。

ただ、こちらも掲示板は閑散としていました。やはり一番人気なのは「為替ヘッジなし」バージョンの「毎月決算型」なのが掲示板の盛り上がりからもわかります。

 

掲示板の口コミ(為替ヘッジあり)

リアルに証券屋のミスでこっちを持つことになってしまいました、、本当はH無がほしかったです。
どなたかこの銘柄の良いところ教えてくださいませんでしょうか?よろしくお願い致します

 

世界のベストの今後の見通し

世界のベストの今後の見通しについてみていきたいと思います。

世界のベストは全世界株式に連動した動き

さきほど見てきた通り「世界のベスト」は全世界株式に連動した動きとなっています。

大型株に分散投資しているので当然ですね。

 

「為替ヘッジあり」と「為替ヘッジなし」の世界のベストの基準価額の推移

「為替ヘッジあり」と「為替ヘッジなし」の世界のベストの基準価額の推移

 

以前お伝えしたキャピタル世界株式ファンドも同じく全世界株式に連動した動きとなっています。

今後は儲からない?やめとけ?評判のキャピタル世界株式ファンドはおすすめできる?掲示板での口コミや見通しを含めて徹底評価!

 

結局、人気投信は大型株に分散を行い手数料だけ高い擬似インデックス投信になっていくのです。

 

今後の全世界株式の見通しとは?

では今後の全世界株式の見通しを見ていきましょう。

株式市場の趨勢を決するのは何でしょうか?

『人口?』『GDP?』『GDP成長率?』

たしかにどれも大事でしょう。しかし、もっと根本的な要因があります。それは「お金の量」です。

 

全世界に流れる「お金の総量」が増えれば需要も増加しますし企業の収益も増大していきますからね。

お金の総量は各中央銀行が操作しています。これらを足し合わせたのが以下の緑色のラインです。全世界株式と直近まで連動した動きをとっていますね。

 

全世界株式と流動性の比較

全世界株式と流動性の比較

 

しかし、直近乖離しているのが分かります。そのため、ここからは全世界の株式は下落する蓋然性が高まっていると言えるでしょう。

また、長引くインフレと低金利によって企業収益も低下しており株価との乖離がはげしくなっています。

 

米国企業の利益予想は低下しているが株価が上昇し割高になっていっている

 

2023年に株価が上昇したのは一過性のAIバブルによるものです。この期待が剥落したら、現在世界中で実施されている金融引き締めの効果がダイレクトに効いてきます。

現在のインフレは1970年代以来の水準で、沈静化するには相当な期間の時間を要します。まだまだ通常の株式市場の苦難の時間は続くと考えておいたほうがよいでしょう。

以下の通り当時のインフレ率の推移をなぞっていますからね。

現在のインフレ率の推移は1970年代と酷似

 

1970年代はインフレに苦しみ利益がなく株式市場は推移しました。

1970年代のS&P500指数の推移

1970年代のS&P500指数の推移

 

以下では相場環境に依拠せず安定したリターンをだす選択肢について提供していますので参考にしていただければと思います。

 

【厳選17社】日本のヘッジファンドをおすすめ順にランキング形式で一覧にして紹介!

 

まとめ

今回のポイントを纏めると以下となります。

  • 世界のベストは新興国を除く世界の株式に分散投資
  • テクノロジー系の銘柄よりオールドエコノミーの組み入れが多い
  • 毎月分配型が人気
  • リターンは全世界株式とほとんど連動
  • 今後の見通しはインフレの粘着と「お金の量」の減少により厳しい

落を回避しながら安定して20%を狙う投資先で富裕層を目指そう!

 

厳選投資先ランキング

 

大きな資産を構築するためには複利の力を利用しながら長期投資を実現する必要があります。

投資家が長期投資を実践するためには暴落に巻き込まれないというのが必要不可欠な条件となってきます。

リーマンショックのように一気に資産が半減以下になってしまうと冷静さを失い狼狽してしまい投資から足を洗ってしまう可能性が高いからです。

 

行動経済学のプロスペクティブ理論でも示されている通り、人間はたとえ非合理的であったとしても損失回避的な行動を行うことが示されています。

特に貯金こそが正義であるという思考に長期間慣れ親しんでしまった日本人には顕著な傾向なのではないでしょうか?

暴落に巻き込まれ投資を辞めてしまうと、そのあと得られていたはずの利益を失うことになり膨大な機会損失が発生してしまうのです。

 

そのため損失を回避または抑制することが長期運用を行う上で最も重要なポイントとなります。

株式市場の下落局面を回避しながら安定して10%程度のリターンを積み上げ複利で回せると大きな資産を構築することが可能となります。

年利20%ときくと地味に聞こえますが10年で資産を6倍に資産を増大させることができます。

 

上記を実現する投資先として投資先(ファンド)を選ぶポイントは非常にシンプルであり、以下の点を重視すれば大きくはずすことはありません。

 

  1. 相場環境に左右されない安定した運用実績を挙げているか?
  2. 一流のファンドマネージャーが確固たる戦略に基づいて運用しているか?
  3. 運用実績がある程度ながく運用資産額も着実に増加しているか?

 

上記の点に基づいて30代で1億円以上の資産を構築した証券アナリストでもある筆者の視点で様々なファンドを分析した結果を以下の記事でまとめています。参考にしていただければと思います。

 

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